子どもの頃の記憶~大好きな人~
子どもの頃のお話を書いています。
マインドコーチ藤川です。
お付き合いくださいませ。
学校まで迎えに来た母から
告げられた言葉に耳を疑った…
じーちゃん死んじゃった…
親を亡くした母の悲しさに気づくよりも…
自分を責めることしかできなかった…
私が行かなかったから
死んじゃったんだって…
あの日からずっと思ってたたんだよね…
あの時…
今から行くと言っていたら…
じーちゃんは生きていたかもしれない
あの時って…
たらればなんてなんの意味もないけど…
行動しなかった自分が許せなかった。
行動していたら…
大好きなじーちゃんは
生きていたかもしれない…
後悔しかなかった…
当たり前にやってくると思っていた明日は…
当たり前にやってこなかったんだよね…
病室で…
まだあたたかいじーちゃんに
声をかけても返事をしてくれなかった…
ただ泣くことしか出来なかった…
悲しさと…
悔しさと…
寂しさと…
何だかよくわからないけど
大人たちに邪魔だと言われても
じーちゃんの隣からは離れたくなかった…
いつもしていた時計
いつも使ってた財布
じーちゃんが喜ぶからって
形見にもらったけど…
見たくなくて…
ずっと隠した…
あの時の私は…
じーちゃんが死んだって
受け入れられなかったんだよね…
何日泣き続けたか
わからないくらい泣いた。
あの日が一番泣いたと思う。
もう誰かを失って泣きたくない。
大切な人には【今伝えよう】
後悔しないために…
じーちゃんにね
伝えられなかった言葉があるの。
もし話せるなら…
伝えたい言葉…
何年たっても
何十年たっても
思っている。
じーちゃん
たくさんの愛をありがとう
じーちゃん大好き♥️
味方でいてくれてありがとう。
居場所をありがとう。
あの日…
会いに行けなくてごめんなさい…
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